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注文住宅でローンをお考えの方へ!つなぎ融資についてご紹介します!

皆さんは住宅ローンを組む際に利用できるつなぎ融資というものはご存じですか。
注文住宅を購入する際は、ローンを組んで家を建てることが一般的です。
ご自分の状況にあった方を選択するために、今回はつなぎ融資が受けた場合に起こるメリットと注意すべきポイントについて説明していきます。

つなぎ融資とは?

注文住宅の購入を考える際に、事前にローンの構成を知っておくことが大切です。

「つなぎ融資」とは、簡単に言えば住宅ローンが実行されるまでの間に必要になる資金を一時的に借り入れするものです。
住宅ローンを利用する際、工事請負契約のケースでは住宅が実際に完成するまで融資を受けられません。
そのため、住宅ローンをもらうまでの期間に、材料費や人件費など着工前に必要になる経費に利用することが多いです。
ただし、金利が高く設定されるため、借入期間をできるだけ短く済ませることが重要です。

つなぎ融資のメリットと注意点をご紹介!

つなぎ融資はどういった場合に利用するのがよいのでしょうか。
つなぎ融資が不要の場合のメリットと押さえておくべきポイントについてご紹介します。

まず、つなぎ融資を利用しない場合、少ない金利によって負担が減ります。
家が完成するまでに利息を払い続けなければならないところを、つなぎ融資を受けない場合、比較的安価な金利負担で済ませられます。
金利負担が2%~3%、つなぎ融資を受ける際には発生します。
また、事務手数料の負担もあるため工事を始める前に住宅ローンが組める方がお得です。

そして、住宅ローンを組む際に加えて団体信用生命保険も適応されるため、完成までに万が一トラブルが発生しても安心です。
つなぎ融資を利用しない場合、金利負担を減らせますが注意しなければならないポイントもあります。

まず、抵当権を設定する際にかかってくる登録免許税を軽減する措置が受けられない点です。
建物が完成された状態でないと軽減措置を受けられません。
そのため、工事に取り掛かる時に融資される住宅ローンでは適応外となります。
登録免許税は通常、住宅ローンの借入額の0.4%ですが、軽減措置が適応された場合であれば0.1%となります。

つなぎ融資を受ける際には土地と建物をまとめて登記することになるので1回で済みますが、不要とした場合、土地に対する抵当権の設定と建設後に行う追加担保設定の登記で2回する必要があります。
司法書士に登記手続きを依頼する際、2回分の報酬を支払わなければならない点に注意しましょう。
いずれの場合も、全体を通してかかるコストを比較したうえでつなぎ融資が必要かどうか判断することが大切です。

まとめ

今回は、豊中市にお住まいの方に向けて、住宅ローンを行う際のつなぎ融資の詳しい説明と、つなぎ融資を受けた場合の良い点と注意するべきポイントについてご紹介しました。
つなぎ融資を理解してうまく利用することで家計の負担を減らせる場合もあります。
自分に合ったローンを組んで快適な住まいを手に入れましょう。