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豊中市で注文住宅をご検討中の方に耐震について解説します!

安心して暮らせる家を建てるには、地震に強い家であることが大切です。
ご家族の命を守るために、決して妥協したくない所ですよね。
そこで今回は、お家の耐震について分かりやすく解説します。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

耐震等級を解説します!

耐震等級は、耐震性の高さを測る指標です。
ではさっそく、それぞれの等級ごとに詳細を見ていきましょう。

耐震等級1は、建築基準法で定められた耐震性を最低限満たしている建物に付けられます。
震度6強から7の地震の場合、すぐに倒壊してしまうことはありませんが、大規模な修繕や建て替えが必要となる可能性があります。

耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の強度を持っています。
震度6強から7の地震でも、一部の損傷を修繕する程度で済む可能性が高いです。

耐震等級3は、最も評価が高い建物に付けられ、耐震等級1の1.5倍の強度を持っています。
震度6強から7の地震でも、軽い修繕をするだけで住み続けられます。

耐震等級を高くするために必要なポイントをご紹介します!

1つ目は、建物自体の重さを軽くすることです。
一般的に地震の際の建物の揺れ幅は、重いほど大きいと言われています。
そのため、建物を軽くすることは耐震性を高めるには欠かせないことです。
例えば、木造建築は鉄筋コンクリートより軽いため、耐震性が高いとされています。

2つ目は、耐力壁を増やすことです。
耐力壁とは、地震や風などによる横からの力に耐えるための壁です。
耐力壁の数が多いほど耐震性は高まりますが、バランスを考えて設置しましょう。
上下階で位置をずらしたり、四肢を支えるように配置したりして分散させてください。

3つ目は、耐震に必要な設備は全てバランスよく配置することです。
先程ご紹介した耐力壁のように、耐震性を上げてくれる設備はバランスよく配置することで本来の力を発揮します。
バランスが悪いと、逆に耐震性が低くなってしまう恐れがあるのでご注意ください。

4つ目は、床の耐震性を高くすることです。
壁だけの耐震性を高めても、土台の床が壊れてしまうと地震の揺れに耐えられなくなってしまいます。
床の耐震性を高くしておけば、耐力壁が受けた揺れを受け流せるので、損傷を抑えられるでしょう。

まとめ

今回は、家の耐震についてご紹介しました。
注文住宅はご自身で耐震等級を決められますが、長く安心して暮らせる家にするためにも、耐震等級は2以上にすることをおすすめします。

当社では建物はもちろんのこと、素材の耐久性にも考慮した家づくりをしています。
豊中市周辺でご検討中でしたら、ぜひ当社にお任せください。