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注文住宅における防災ポイントとは?豊中市の方にご紹介します!

家族で住む注文住宅の建設をお考えの方はいらっしゃいませんか。
災害大国である日本で暮らす上で、住まいの防災は非常に重要です。
自分や大切な家族を守るため、注文住宅にもしっかりとした防災設備を整えましょう。

今回は、住宅を襲う災害とその防災のポイントについて紹介します。

災害には2種類ある

地震や台風などがもたらす災害が「一次災害」と「二次災害」に分けられることは、ご存知ですか。
「一次災害」とは、地震による倒壊や台風によって屋根が飛ばされる、浸水してくるといった直接的な被害です。
一方で、「二次災害」とは、一次災害をきっかけに間接的に発生する生活に支障をきたすような災害を指します。
例えば、地震による火災や停電、断水などのライフラインに対する被害が挙げられます。
また、繰り返しの地震で家が変形して損傷したり、台風で窓ガラスが割れ、家の中に飛散したりすることもあるでしょう。

これから家を建てるなら、一次災害はもちろん二次災害も防ぐ頑丈な家を作りたいですよね。

防災のポイント

それでは、どのような防災設備を施せば、自然災害に耐えられる家ができるのでしょうか。

*地震に備える

地震に耐えられる家づくりのためには、耐震設備を整えることに加え、二次的に発生する火災にも対応する必要があります。
まず耐震設備を施すことで、震度7クラスの地震に耐えられるようにしましょう。
また、地震の衝撃を吸収することで、揺れを早く収束させ、建物の変形を防げますよ。
次に、火災に対応するためには、主に外壁に耐火性を施すと良いでしょう。
具体的には、サイディング、タイル、ALCなど外壁材を採用すると、十分な耐火性と耐候性を得られます。
また、外壁の下にある外壁下地材は、横方向からの力を分散し、壁の強度を上げる役割を持っています。
これには、火災時には延焼、類焼を防ぐといった機能もあるため、十分に考えて選びましょう。

*台風に備える

先ほど紹介した耐火性の外壁は同時に台風による雨風にも有効です。
そのほかの屋根や窓にも耐候性を施して、より丈夫な家づくりを目指しましょう。
まず、屋根は住まいの寿命を大きく左右する部分なため、強風にも浮き剥がれない耐風性の強いものがおすすめです。
紫外線で色あせしない、劣化しにくいなど、長く性能を保てるかが重要なポイントとなります。
また、地震対策として耐火性や軽量化が施された屋根もあるため、総合的に考えて選択しましょう。
次に窓ガラスに関して説明します。
最近は防犯ガラスがメジャーですが、これは台風や地震によるガラス飛散防止の効果があるものがほとんどです。
さらに、格子やシャッターを設置すると、安全性を格段に向上させられるでしょう。
風を受けやすい大きな窓がある家には、シャッターをつけ、台風で物が飛んできた場合に備えると良いでしょう。

*停電に備える

自然災害の二次災害として挙げられる代表例が停電です。
家を丈夫にして一次災害を凌いだとしても、ライフラインが止まってしまっては生活できませんよね。
そのため、長期停電でも電気が使え、少しでも安心して暮らせるようにしましょう。
具体的には、電気を創り、蓄える「3電池」という、暮らしを快適にするだけでなく災害時にも頼れるシステムがあります。
これを設置すると、雨天でも約10日間の電気と暖房、給湯を確保できますよ。
太陽光発電やエネファームを設置することで、家で発電した電気を蓄電池に蓄えておけます。
そうすれば、万が一被災した場合でも、テレビで情報を得たり、お風呂に入ったりできますよね。

まとめ

以上、注文住宅で備えるべき災害とその防災のポイントについてご紹介しました。
毎年の大型台風や突然の巨大地震から守ってくれる家を建てましょう。
当社は、大阪・豊中市を拠点にお客様の様々なご要望にお応えする家づくりを行なっております。
今回の記事で興味を持った方がいらっしゃいましたら、気軽にご連絡ください。