注文住宅に吹き抜けを作るメリットは？
「吹き抜けって実際どんなメリットがあるの？」
このように考えている方はいらっしゃいませんか？
注文住宅を検討している方のなかには吹き抜けに憧れる方もけっこう多いと思います。
そこで今回は、吹き抜けのメリットについてご紹介します。
吹き抜けだと寒くないの？
「吹き抜けは冷暖房の効率がよくないから寒い。」
吹き抜けのデメリットとしてこのような話を聞いたことはありませんか？
実は、この吹き抜けは寒いというイメージは誤解です。
吹き抜けであってもちゃんと部屋全体を暖められます。
では、なぜ寒いと感じるのでしょうか？
この原因は気密性にあります。
吹き抜けを作ると一階の壁や窓だけでなく、二階の壁や窓からも熱が失われます。
つまり、吹き抜けのない家よりも温度が下がりやすいということです。
そのため、気密性が十分でないと熱が外に逃げるので部屋全体が暖まりません。
しかし、ここをしっかり対策すれば吹き抜けは小さなエネルギーで快適に過ごせるというメリットをもたらしてくれます。
空気の流れが生まれ、暖かい空気が部屋全体を循環することで冷暖房の効率が上がるからです。
また、冷暖房の効率が上がり、光熱費が下がることで月々のランニングコストが削減できるのも魅力的なメリットと言えるでしょう。
空間が広く感じる
吹き抜けを作ると天井まで高く突き抜けます。
また、部屋を仕切る壁も少ないので家を間取り以上に広く感じられます。
あまり広くない家でも十分な開放感が得られるでしょう。
そのため、都心部の狭い敷地に建てる場合にはとくにおすすめかもしれません。
吹き抜けは空間が開放的になることでつながりが生まれるというメリットももたらしてくれます。
家族が一階や二階の別々の空間でバラバラの時間を過ごしていても吹き抜けによって気配や生活音が伝わるのでつながりを感じられます。
また、このように吹き抜けを作った場合、二階に窓を設置するのが一般的です。
部屋が開放的になることで、ここから入る光は一階の奥の方まで届き、家全体を明るくできます。
家全体が明るいので昼間に電気をつける必要もほとんどありません。
そのため、電気代の節約にもつながります。
まとめ
吹き抜けでも気密性を高めることで暖かく快適に過ごせることを知っていただけましたか？
ご紹介した他にもさまざまなメリットがあるので前向きに検討してみてはどうでしょう。
また、注文住宅に関することであればぜひ当社へお問い合わせください。